TFCC損傷について

TFCC損傷とは、三角線維軟骨複合体と呼ばれる部位が損傷する症状を指します。なかなか聞きなれない疾患名ですが、手首の小指側に発生する痛みの原因にはこの疾患が多く見られます。

TFCC損傷の症状

TFCC損傷の自覚症状については、手首の小指側に痛みを感じると訴える人が多いです。三角線維軟骨複合体は、手首付近にある複数の骨を支えるクッションのような役割を担っています。三角線維軟骨複合体が損傷してしまうと、手首を動かす動作をする際に、痛みや違和感を感じます。

特に、パソコンのキーボード操作など、小指側に手首を倒す動作に伴って痛みを感じることが多いです。また、ドアノブや瓶のフタを回すといった動作を行うときも痛みが生じやすいです。

TFCC損傷の原因

TFCC損傷は、転倒時に手をついたときの外傷や、スポーツや力仕事による手首の使いすぎ、加齢による変性によって三角線維軟骨複合体に負担がかかり、損傷することが原因だとされています。

基礎疾患としてリウマチや痛風にかかっているとTFCC損傷にかかるリスクが高くなるため注意が必要です。

TFCC損傷は当院にお任せください

TFCC損傷は手首の使いすぎを防止し、安静に過ごすことが大切です。当院では今ある痛みを取り除くのはもちろん、症状が慢性化しないような施術を心がけています。痛みを放置して日常生活に支障をきたす前に、当院へご相談ください。